「電子書籍と紙の本のメリットとデメリットは?」
「電子書籍と紙の本はどっちの方がいいの?」
電子書籍と紙の本はそれぞれにメリットとデメリットがあるので、どっちがいいということはありません。
自分の読書のやり方に合わせて選ぶことが大切です。
この記事では
- 電子書籍のメリット/デメリット
- 紙の本のメリット/デメリット
- 電子書籍と紙の本のどっちがいいか
を紹介していきます。
最後にメリットとデメリットを踏まえて、どっちを選んだらいいかも紹介していきます。
記事を読めば、電子書籍と紙の本で迷わなくなるので、ぜひご覧ください。
電子書籍のメリット
電子書籍のメリットは以下のとおりです。
本の置き場所に困らない
電子書籍は本の置き場所に困りません。
たとえ本を100冊購入しても、モノが増えることがないためです。
漫画やラノベなどの作品を集めて本の置き場所がなくなったという経験はありませんか?
1人暮らしで部屋の狭い人は本棚を増やすことが難しい場合もあるでしょう。
電子書籍だとどれだけ本を購入しても収納スペースを考える必要がありません。
紙の本より安く購入できる
電子書籍だと1冊200~300円ほど安く購入できる場合があります。
読書をたくさんする人にはかなり大きい金額だと思います。
「本を安く購入したいけど、古本は嫌だ」という人は電子書籍で購入するのがいいでしょう。
持ち歩きがラク
持ち歩きがラクなのも電子書籍のメリットです。
- 雨でぬれても影響が少ない
- 端末だけ持ち歩けばいいので荷物がかさばらない
電子書籍にはこのような特徴があるため、外出先で読書をすることが多い人にはおすすめです。
分厚い本やサイズの大きい本なども、電子書籍であれば薄くサイズも小さいので持ち歩きやすくなります。
どこでもすぐに本が手に入る
電子書籍はどこでもすぐに本が手に入ります。
本を手に入れるために書店や図書館に行ったり、通販などで注文する必要がありません。
- 電車の中で本が読み終わったので、新しい本を読みたい
- 漫画やラノベの続きが気になる
このような時でもすぐに読めるのは電子書籍のメリットです。
書籍の読み放題サービスを利用できる
電子書籍の場合、書籍の読み放題サービスを利用できます。
読み放題サービスは何冊読んでもかかるのは月額だけなので、書籍代を節約できます。
『KindleUnlimited』は月額980円で本を読み放題。
月に1冊読み切れば料金の元が取れる、読書好きにはおすすめのサービスです。
読める本のジャンルも広いので、あなたが読みたい本も見つかるかもしれません。
実際に利用してKindleUnlimitedのメリットとデメリットについてまとめた記事です。
電子書籍のデメリット
電子書籍のデメリットは以下のとおりです。
ブルーライトの影響がある
読書といっても電子機器の画面を見ることになるのでブルーライトの影響があります。
- 目が疲れる
- 寝る前に見たら寝つきが悪くなる
などのデメリットがあります。
実際、目が疲れているときは電子書籍より紙の本の方が読みやすいです。
ブルーライトの影響が気になる人はブルーライトカットの眼鏡がおすすめ!
電子機器による目の疲れを軽減できます。
電子書籍を読むときだけでなく、デスクワークの時などにも活躍します。
集中して読書ができない
電子書籍は紙の本に比べて集中して読書ができません。
- 通知が邪魔になる
- 他のアプリの誘惑に負けてすぐに読書をやめてしまう
- 本を読んでいる感覚がない
電子書籍用の端末であれば他のアプリの誘惑や通知による邪魔もなくせるので、集中して読書ができるでしょう。
自由に書き込めない
電子書籍は自由に書き込めません。
線を引く機能があるアプリもありますが、紙の本に比べると自由度は低いです。
- メモ書きをしたい
- 付箋を貼ってすぐにページを開けるようにしたい
このようなことをしたい人は電子書籍より紙の本が合っています。
本を探しにくい
電子書籍は本を探しにくいです。
書店に行って
- 普段は行かないコーナーに行って面白そうな本を見つけた
- ふらっと見ていたら読みたい本が見つかった
という経験をしたことはありませんか?
電子書籍で本を探すとこのような発見が少なくなります。
なぜならレコメンド機能があるためです。
レコメンド機能は自分に合った本を紹介してくれる便利な機能ですが、同じようなジャンルの本ばかりがおすすめされるようになり、新しいジャンルの本を探しずらくなります。
電子書籍で読むという人も定期的に書店で本を探してみるといいでしょう。
紙の本のメリット
紙の本のメリットは以下のとおりです。
内容が残りやすい
紙の本だと内容が残りやすいです。
- 電子書籍より集中して読書ができる
- 気になったページに付箋を貼ってすぐに見返せる
紙の本にはこのような特徴があるためです。
ブルーライトの影響がない
紙の本だとブルーライトの影響がありません。
- 目が疲れにくい
- 寝る前に読書をしても睡眠に影響が出にくい
など、ブルーライトの影響がないだけで得られるメリットがたくさんあります。
目を休めたいときは紙の本で読書をするのがいいでしょう。
読んだ本を売れる
読んだ本を売れるのも紙の本のメリットです。
かなり前に発売された本だとあまり値段がつきませんが、発売されて間もない本や話題の本はある程度の値段がつくことがあります。
- 読んだ本を見返すことがほとんどない
- 話題の本や最新の本をたくさん読む
という人は紙の本を購入して読んだら売ると書籍代の節約につながります。
古本で安く購入できる
紙の本だと古本で安く購入できます。
電子書籍で購入するより安い場合が多いので、書籍代の節約になります。
- 長く続いている漫画の単行本
- 発売されてから時間がたっている本
は古本で購入することによる節約効果は大きいです。
お店に買いに行けば試し読みができるので、「古本は汚れなどが気になる」という心配は購入前になくすことができます
自由に書き込みができる
紙の本は自由に書き込みができます。
- 気になった部分にマーカーを引く
- 見返したいページに付箋を貼ってすぐに開けるようにする
- メモ書きをする
これらは紙の本でしかできないことです。
勉強をするときには本に書き込みをするという人は電子書籍ではなく、紙の本を購入するといいでしょう。
紙の本のデメリット
紙の本のデメリットは以下のとおりです。
持ち歩きづらい
紙の本は持ち歩きづらいです。
- 雨の日は本が濡れないように注意して持ち歩かなければいけない
- 本の大きさや厚さによっては持ち歩きにくい
- 2冊以上本を持ち歩くのは荷物になる
など、紙の本だと持ち歩く時に不自由が多いです。
外出先で読書をする人は電子書籍を利用するのがいいでしょう。
本の置き場所に困る
紙の本は置き場所に困る場合があります。
漫画やラノベなどを紙の本でそろえると本の置き場所を確保する必要があります。
1人暮らしで部屋が狭い人は本棚を増やすのにも限界があるでしょう。
本の置き場所を確保するのが難しいという人は電子書籍を利用することを考えてみてはどうでしょうか。
本屋に行かないと本がすぐに手に入らない
本屋に行かないと本がすぐに手に入らないもの紙の本のデメリットです。
紙の本は本屋に行って購入するか、ネットで購入して届くまで待つしか手に入れる方法がありません。
- 新しく本が欲しいけど、書店がやっていない
- 外出先で本を読み終わったから、新しい本がほしい
このような場合は、紙の本より電子書籍の方が早く手に入ります。
すぐに本が欲しい人は紙の本ではなく、電子書籍を購入するといいでしょう。
電子書籍と紙の本はどっちがいい?
電子書籍と紙の本はそれぞれでメリットとデメリットがあるので、どっちがいいとは言い切れません。
読書のやり方によって電子書籍か紙の本かを決めるのがいいでしょう。
ここからは電子書籍と紙の本のどっちを使えばいいかを紹介していきます。
電子書籍がおすすめの人
以下のような人は電子書籍がおすすめです。
電子書籍は
- 持ち運びがラク
- 置き場所に困らない
というメリットが大きいため、外出先で読書をする人や漫画やラノベをたくさん読む人にはとくにおすすめです。
読書用の端末が高いと感じる人もいると思いますが、iPhoneなどの携帯でも利用できるので、初期費用を抑えたい人はiPhoneで一度試してみるといいでしょう。
紙の本がおすすめの人
以下のような人は紙の本がおすすめです。
紙の本は
- ブルーライトの影響がない
- 自由に書き込める
というメリットが大きいので、目の疲労が気になる人や自由に書き込みをしたい人にはとくにおすすめです。
本の置き場所に困ったら、もう読まない本を売るなどをして整理するといいでしょう。
電子書籍と紙の本を上手に使い分けよう
電子書籍と紙の本はそれぞれメリットとデメリットがあります。
どちらかだけ使うというより上手に使い分けるという方法もあります。
たとえば以下のような感じです。
- 漫画やラノベは電子書籍で読む
- 外出時には電子書籍を読む
- 寝る前に読む本は紙の本で購入する
それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、上手に使い分けて読書を楽しみましょう。
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