ドリブルで仕掛けると、ボールロストする可能性は高くなります。
これは仕方がないです。
ボールロストが多いと試合で使ってもらえなくなったり、
時には周りから責められることもあるでしょう。
でもボールロストを恐れていたら、永遠に仕掛けられません。
ただ、ボールロストする確率を減らすことはできます。
今回はその方法について書いていきます。
ボールを失わないために
ボールを失わないために、まず必要なことは技術です。
ここでいう技術はボールを自分の思うとおりにコントロールすること。
今回紹介する方法の中で一番重要なことで、全ての土台が技術になります。
では技術を高めるために何をするのか、その練習も紹介していきます。
私が17年ドリブルをやってきて、この流れで練習すると試合で使えるドリブルが上達するというものがあります。
それが
- マーカードリブル
- フリードリブル
ざっと分ければこの2つです。
この先でもう少し、詳しく書いていきますね。
1.マーカードリブル
練習方法
・マーカーを10個(ここは何個でもいい)自分の足2歩分の感覚で並べます。

↓この種目のドリブルを1種目3往復ずつ練習します。
1.右足だけ
2.左足だけ
3.両足
4.ダブルタッチ
5.足裏
初めはボールを見ながらでもいいですが、慣れてきたらこれをやってみましょう。
・ボールを見ない(2つ3つ先のマーカーを見る。首を振りながらやってみる)
・スピードを上げてやってみる
・マーカーの間隔を狭める(足1歩分、ボール1つ分)
・反対にマーカーの間隔を広くして、トップスピードでやってみる
など工夫次第で、いくらでも練習できます。
意外と奥が深いと思っています。
私は練習するとき、どの間隔でも、どの種目でも、どのスピードでも、ボールを見ないでコントロールすることをゴールにして練習をしています。
ほかにもマーカーを並べるのではなく、バラバラに散らばらせて置いて練習するなどがあるのですが、また別の記事にして紹介していきます。
2.フリードリブル
練習方法
フリーにドリブルする。
今回は技術をあげるためが目的なので、意識してほしいことはボールタッチです。
始めはゆっくりでもいいので、2歩以内に1タッチすることを意識してやってみてください。
これをやっていくと、足元にボールを置く感覚が身についてくると思います。
慣れてきたら、スピードを上げて。
さらに慣れたら、周りを見ながら。
最終的にはトップスピードでボールを見ないでコントロールするまで出来れば、自信をもって試合でドリブルを出来ると思います。
ボールを失わずに仕掛けるときに意識すること
意識することは3つあります。
- 無理やり仕掛けない
- ミスした後のリカバリー
- ボールロストを考えない(思い切ってやる)
1.無理やり仕掛けない
自分の状態が悪い時に仕掛けると止められやすいです。
行ける状態の時だけ仕掛ける。やめる勇気も必要です。
無理やり仕掛けてのボールロストが多くなると、状態が良く行けそうな場面でも、仕掛けづらくなります。
2.ミスした後のリカバリー
仕掛けた時にボールタッチミスをしたら。
すぐに相手からボールを隠しましょう。
そして、無理に仕掛けないようにしましょう。
ドリブルがうまい選手は仕掛けた時に起こったミスの後のリカバリーが上手いです。
だから仕掛けてもボールロストが少ないのです。
ボールを隠すだけでなく、ボールタッチミスからいかに早くコントロールしなおすか。
これも、ボールを失わないために必要です。
3.ボールロストを考えない(思い切ってやる)
「ボール失いそうだな」と考えながら仕掛けても、大体止められます。
気持ちの問題になりますが、「絶対にかわせる」そのくらいの攻めの気持ちをもって仕掛ける。
個人的にはこれが一番大切だなと思います。
最後に
ボールを失わない仕掛け方について書いていきました。
しっかり練習して自信をつけて、試合では強い気持ちで仕掛け続ける。
その中で、ボールタッチミスのリカバリーや、無理やり仕掛けないなどを意識するとボールを失わない仕掛け方が身についてくると思います。
とにかく、練習と試合でのチャレンジを続けていきましょう!
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