今回はかわせるドリブルとかわせないドリブルの違いについて書いていきます。
かわせるドリブルとは
かわせるか、かわせないか、この違いは1つ。
相手に向かっていくこと
です!
調子が悪い、自信がない。
そんな時は相手から逃げてしまう。
こんな経験はありませんでしたか?
自分はあります。笑
でも、逃げることによってさらにかわせなくなり自信を無くすという。
負の連鎖になってしまうのです。
どんな時も相手に向かっていきましょう!
相手に向かっていくドリブル
なぜ相手に向かっていくのか
相手に向かっていく理由は、3つあります。
- 2つの方向を確保できる
- 1対1の位置を高くできる
- 逃げ腰にならない
2つの方向を確保できる
1対1の場面でスペースにドリブルをすると、気づいたら追い込まれているという場面があります。


スペースにドリブルをすると1つのコースにしか行けなくなってしまい、不利な状況になります。
しかし、縦に運んでクロスという選択もあるのでスペースにドリブルをするのが必ずダメとは限りません。
ただ、相手を剝がす時にスペースにドリブルをしてしまうと不利になってしまいます。
一方、相手に向かっていくと、


2つの方向に行けるようになります。
つまり、相手に絞らせず、有利な状況で1対1ができます!
これが相手に向かっていくメリットの1つ目です。
1対1の位置を高くできる
相手に向かっていくことディフェンスは後ろに下がりながら対応してくることが多いです。
この対応の仕方を利用します。

これをするときのポイントがあります。
それは細かいタッチでデリブルをすることです。
なぜディフェンスが下がりながら対応をしてくるかというと、ボールが足から離れる瞬間を狙っているからなんです。
細かいタッチのドリブルをすることでディフェンスに隙を作らず、ボールを奪いに来るタイミングをなくせます。
細かいタッチで相手に向かっていくことで、どんどん相手ゴールに近い場所で1対1を出来るようになります。
逃げ腰にならない
これはメンタルの問題です。
相手に向かっていくと積極的なメンタルになります。
「止められそう」「今日はダメだ」そんな弱くなったメンタルが吹き飛びます。
初めは完全に強がりのようなものでも、なぜかその方がうまくいく時があります。
それは積極的なメンタルになっているからです。
相手に向かっていくことは、試合での1対1で有利になるだけでなく、メンタルにもいい影響があります。
相手に向かっていくドリブルのポイント
相手に向かっていくといっても、ただ真っすぐ向かっては突破できません。
ポイントは「軸」です。
相手の軸をずらす

ディフェンスの体の正面の真ん中に対して、少しずらした位置から仕掛けます。
こうすることで、相手の足が届く範囲をボールが通過する時間が短くなるため、取られにくくなります。
また、自分がどっちに突破したいか、突破したい方向にずらした状態で仕掛け始めると自分の思う方向に突破できます。
真正面からではなく、少しずらした状態で仕掛け始めましょう。
まとめ
相手に向かっていくドリブルについて書いてきました。
ポイントなどをまとめます。
- かわせるドリブル = 相手に向かっていくドリブル
- 相手に向かっていく理由は3つ
- 2つの方向を確保できる
- 1対1の位置を高くできる
- 逃げ腰にならない
- 相手に向かっていくドリブルのポイントは「相手の軸」
とにかく、相手をかわすために必要なことは逃げずに向かっていくことです。
失敗を恐れずにどんどん向かっていきましょう!
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