「ドリブル練習をしているのに相手をかわせない」という経験がある人は多いと思います。
ドリブル練習をしてもディフェンスをかわせないと
- 練習不足かな
- 練習している意味が無いのかな
と感じることもあるかもしれません。
しかし、それは練習不足だけが原因ではありません。
相手をかわすにはいくつかコツがあります。
その1つが相手に向かっていくことです。
この記事ではこの相手に向かっていくドリブルについて解説していきます。
かわせるドリブルとは「相手に向かっていくドリブル」
ドリブルでかわすためには相手に向かっていくことが大切です。
とくに1対1の場面で使えるドリブルなので、意識してやっていくようにしてみましょう。
これから相手に向かっていくとかわせる理由とポイントについて解説していきます。
相手に向かっていくとかわせる理由
相手に向かっていくとかわせる理由は３つあります。
その理由は以下のとおりです。
- 2つの方向を確保できる
- 相手の位置を下げれる
- 積極的なメンタルになる
上から順番に説明していきます。
2つの方向を確保できる
ディフェンスに向かっていくとかわせる理由の1つ目は2つの方向を確保できるからです。
ここでは左サイドでの1対1を例に説明していきます。
1対1の場面でスペースにドリブルをすると1つの方向にしかいけなくなるように追い込まれます。
こうなるとディフェンスも読みやすいですし、不利な状況になってしまいます。
次は相手に向かってドリブルをした場合です。
相手に向かっていくと、2つの方向に行けるようになります。
相手に追い込まれることが無いので、有利な状況にできます。
かわした後のパスやシュートの選択肢を広げることもできるので、相手に向かってドリブルして2つの方向に行けるようにすることは大切です。
相手の位置を下げれる
相手に向かっていくとかわせる理由の2つ目は相手の位置を下げれるからです。
相手に向かっていくと後ろに下がりながら対応してくることが多いです。
しかし相手が下がるのにも限界があります。
相手がこれ以上下がれないとなった時、足を出してきます。
ちなみにドリブルでかわしやすいタイミングは相手が足を出してきたときです。
つまり、このような流れでかわせるようになるということです。
- 相手に向かっていって相手の位置を下げる
- これ以上下がれなくなった相手は足を出してくる
- かわしやすいタイミングなのでかわせる
相手の位置を下げてシュートを打てる位置まで行けば相手をかわす必要がなくなります。
相手に向かっていくドリブルをすると、相手をかわすこと以外にもメリットがあります。
積極的なメンタルになる
相手に向かっていくとかわせる理由の3つ目は積極的なメンタルになるからです。
ドリブルでかわすためにはメンタルがかなり重要です。
「止められそう」「今日はダメだ」と思っていたら相手はかわせません。
相手に向かっていくと「かわしてやる」というメンタルになっていきます。
初めは完全に強がりでも大丈夫です。
なぜかその方がうまくいくことも多いはずです。
相手に向かっていくドリブルのポイント
相手に向かっていくとかわせる理由について解説してきました。
相手に向かっていくドリブルのポイントは相手の軸をずらすことです。
これについて説明していきます。
相手の軸をずらす
相手に向かっていくときは相手の真ん中に向かっていかないようにしましょう。
相手の体の真ん中に対して、少しずらした位置から仕掛けます。
こうすることで、相手の足がとどく範囲をボールが通過する時間が短くなるため、取られにくくなります。
また、自分がどっちに突破したいか、突破したい方向にずらした状態で仕掛け始めると自分の思う方向に突破できます。
真正面からではなく、少しずらした状態で仕掛け始めましょう。
まとめ:かわせるドリブルとは「相手に向かっていくドリブル」
相手に向かっていくドリブルについて解説してきました。
かわせる理由とポイントをまとめます。
- 2つの方向を確保できる
- 相手の位置を下げれる
- 積極的なメンタルになる
相手に向かっていくドリブルのポイントは相手の軸をずらすこと。
練習しているのになかなかドリブルでかわせないという人はぜひ試してみてください。
ドリブルの上達にはうまい選手のドリブルを見て相手をかわすイメージを作ることも大切です。
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