メッシやネイマールのようにドリブルで相手をかわしていきたいと思う人は多いのではないでしょうか。
しかし、実際にやってみると相手をかわすことが難しくてなかなかできない…
このような経験はありませんか?
でも大丈夫です。
練習すれば誰でもドリブルで相手をかわせるようになります。
この記事ではサッカー初心者でもドリブルで相手をかわせるようになる方法を5つ紹介していきます。
ドリブルで相手をかわせるようになるまでは継続したドリブル練習と1対1などの対人練習をたくさんやることが大切です。
1日や1週間の短期間で相手をかわせるようになるということはないので、そこは覚えておいてください。
サッカー初心者の人はもちろん、ドリブルで相手をかわしたいけどなかなかできないという人の参考になればうれしいです。
ドリブルの基本を身につける
ドリブルで相手をかわすためにはまず、ドリブルの基本を身につけることが大事です。
ドリブルの基本は相手をかわすドリブルだけでなく、運ぶドリブルや時間を作るドリブルにも活かせるので確実に身につけておきたいものです。
ドリブルの種類について
ドリブルは大きく分けて3種類あります。
試合の場面によってドリブルを使い分けることが大切です。
- かわすドリブル
- 運ぶドリブル
- 時間を作るドリブル
サッカーのドリブルの基本は5つです。
これは相手をかわす時以外でも必要なものなので、意識しなくてもできるようにしていきましょう。
常にコントロールできる位置にボールを置く
ドリブル中は常にコントロールできる位置にボールを置きましょう。
コントロールできる位置とは、前後左右どの方向にも方向転換できる位置のことです。
これが身につくといつでも切り返しができたり、相手が来てもすぐにボールを隠せるようになります。
はじめはひざの下にボールを置くドリブルができるようになりましょう。
これができると常にコントロールできる位置にボールを置く感覚がつかめるはずです。
手で相手をブロックする
ドリブルが上手い選手は手で相手をブロックしています。
手で相手をブロックすることはドリブルを試合で使うために必ず身につけておきたいものです。
ボールをコントロールすることだけに意識が向いてしまうと手でブロックすることができないので、まずは意識せずともボールをコントロールできるように練習をしていくことをおすすめします。
それができるようになったら相手を手でブロックすることを意識して1対1などの対人練習を行っていきましょう。
1対1のボールキープ練習も効果的です。
これを続けて最終的には無意識に相手を手でブロックできるようになりましょう。
顔を上げてドリブルする
試合では顔を上げてドリブルすることが必要です。
とくに仕掛けるドリブルは相手を見ることが成功のコツになるので、確実にできるようにしておきたいです。
ドリブル練習からボールを見ないでやることを意識することで顔を上げてドリブルができるようになります。
相手と正対する
相手との距離がある時は相手と正対しましょう。
相手と正対するメリットは3つあります。
これは1対1などの対人練習で意識してやっていくことで身についていきます。
相手が寄せてきたら遠い足でボールを持つ
相手が寄せてきたときは遠い足でボールを持つようにしましょう。
右から寄せてきたら左足で。左から寄せてきたら右足でボールを持つようにしましょう。
これは1対1でボールキープの練習をしていくことで身についていきます。
ボールコントロールを上達させる
ドリブルで相手をかわすためにはまず、ボールコントロールを上達させる必要があります。
顔を上げた状態で思い通りにボールを動かせるようになるまで練習をしていきましょう。
コーンドリブル
サッカー初心者の人はまずコーンドリブルから始めていきましょう。
コーンドリブルは継続しやすい練習ですし、ボールコントロールの上達につながります。
コーンドリブルでは顔を上げてもミスをしないくらいまで練習をしていきましょう。
コーンが持ち歩きずらいという人はマーカーがおすすめです
↓コーンドリブルのメリットや練習方法を詳しく紹介している記事です
フリードリブル
フリードリブルはコーンなどは置かず、自由にドリブルをする練習です。
グラウンドで練習する場合は、タッチラインからタッチラインの間をドリブルするような感じです。
この時には、以下のようなことを意識してみてください。
試合中に相手をかわす時はスピードに乗ってドリブルする場面が多いです。
速いスピードの中でもミスをしないように、トップスピードでボールをコントロールできるように練習していきましょう。
ドリブルの動画をたくさん見る
ドリブルの動画を見ることもドリブルの上達に効果的です。
ボールをコントロールできるようになったら次に必要なのはプレーの引き出しを増やしていくことです。
様々な選手の仕掛け方やドリブルの使い方を見て試合でのイメージをつけていきましょう。
ドリブルにも様々なタイプがあるので、自分に似たドリブルをする選手を見るといいでしょう。
YouTubeでドリブル集を見るのもいいですが、1試合フルで見ることで試合でどのようにドリブルをしているかを学ぶことができるのでおすすめします。
得意なフェイントを1つ身につける
相手をかわすためにたくさんフェイントを使えるようになる必要はありません。
これを使っておけば絶対にかわせるという自信のもてるフェイントを1つ身につけるだけでも十分に相手をかわしていけます。
得意なフェイントはフリードリブル練習の中に入れたり、対人練習でひたすら使っていくことで、身につけることができます。
ここでは試合で使いやすいおすすめのフェイントを5つ紹介します。
ダブルタッチ
ダブルタッチは難易度が低く、試合で使いやすいフェイントです。
狭いスペースでも、スピードに乗った状態でも使えます。
どのフェイントを使うか迷っている人はとりあえずダブルタッチを練習していくのがいいと思います。
シザース
シザースはスピードに乗った状態で使えるフェイントです。
相手をかわした後にシュートやクロスに持っていきやすい技なのでサイドの選手にはおすすめのフェイントです。
入れ替え
入れ替えは柔らかいボールタッチが必要なため、フェイントの難易度は少し高いです。
しかし、これができると試合でかなり相手をかわせるようになります。
ダブルタッチよりもスピードを落とさずに連続でもできるため、スペースの有無に関係なく使うことができるフェイントです。
体の後ろをボールを通すので相手の足にもあたりずらいです。
上体フェイント
上体フェイントはスピードに乗った状態でも使いやすいフェイントです。
ボールに触る必要もないので、簡単にできるフェイントでもあります。
フェイントの後の切り替えしをマイナス方向にすることを気を付けることで相手の足に当たりづらくなり、かわせるようになります。
1対1の対人練習をする
ボールコントロールを上達させることも大事ですが、1対1の対人練習もドリブルでかわすために必要な練習です。
ここでは2種類の1対1の練習を紹介します。
ボックス1対1
ボックス1対1はゴールが無くても出来るので、場所を選ばずに練習できるのがメリットです。
ボックス1対1では、以下のようなものを身につけることができます。
ボックス1対1はエリアが限られているので、スピードに頼ることができません。
しっかりボールをコントロールしながら相手とかけひきをしてかわすことが必要です。
これができるようになると、試合でも相手をかわしていくことができます。
ゴール付き1対1
ゴール付き1対1はより実践に近いトレーニングです。
ゴール前でドリブルで相手をかわしてシュートまで持っていく練習ができます。
はじめは時間をかけてもいいですが、慣れてきたら時間をかけずにシュートまで持っていけるようにしていきましょう。
まとめ : サッカー初心者でもドリブルで相手をかわせるようになる
サッカー初心者でもドリブルで相手をかわせるようになる方法を紹介してきました。
ドリブルで相手をかわせるようになるには継続した練習が必要です。
すぐにかわせるようになることはないので、できないからと諦めずにボールコントロールの練習や対人練習などを継続していきましょう。
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